啓バアバの「音」を「楽」しむひとり言

「五番街」のホームページをお借りしての第28回目です。
2018年1月22日には本州の南岸付近を低気圧が発達しながら通過した影響で関東平野部など広い範囲で大雪となりました。東京都心などに大雪警報を発令し午後10時には23センチの積雪を観測。相変わらず交通網は運休や欠航で大きく乱れました。なんで東京はこんなに雪に弱いのでしょうかね。
 さて、気を取り直して・・・。
2月といえば「バレンタインデー」。今や日本中の人が14日にはチョコレートを贈ると知っていますが、何も贈るのはチョコレートでなくてもいいのです。相手にぴったりの曲を見つけ出して、それをプレゼントするのもおしゃれだと思います。
 例えば、贈る相手の世代に合わせて、曲を選ぶ。10年刻みでヒット曲を挙げてみました。

 今から50年前の1968年のヒット曲は
1位 天使の誘惑 黛ジュン
2位 三百六十五歩のマーチ 水前寺清子
3位 花の首飾り タイガース
4位 伊勢佐木町ブルース 青江三奈
5位 エメラルドの伝説 ザ・テンプターズ
6位 ブルー・ライト・ヨコハマ いしだあゆみ
7位 愛の奇跡 ヒデとロザンナ
8位 好きになった人 都はるみ
9位 グッド・ナイト・ベイビー キング・トーンズ
10位 受験生ブルース 高石友也

 では40年前の1978年のヒット曲は
1位 UFO ピンク・レディー
2位 サウスポー ピンク・レディー
3位 モンスター ピンク・レディー
4位 君のひとみは10000ボルト 堀内孝雄
5位 微笑がえし キャンディーズ
6位 透明人間 ピンク・レディー
7位 カナダからの手紙 平尾昌晃・畑中葉子
8位 Mr.サマータイム サーカス
9位 時間よ止まれ 矢沢永吉
10位 わかれうた 中島みゆき

 では30年前の1988年のヒット曲は
1位 パラダイス銀河 光GENJI
2位 ガラスの十代 光GENJI
3位 Diamondハリケーン 光GENJI
4位 DAYBREAK 男闘呼組
5位 乾杯 長渕剛
6位 MUGO・ん・・・色っぽい 工藤静香
7位 剣の舞 光GENJI
8位 ANGEL 氷室京介
9位 人魚姫 中山美穂
10位 You Were Mine 久保田利伸

 では20年前の1998年のヒット曲は
1位 誘惑 GLAY
2位 夜空ノムコウ SMAP
3位 my graduation SPEED
4位 タイミング BLACK BISCUITS
5位 SOUL LOVE GLAY
6位 長い間 Kiroro
7位 HONEY L'Arc〜en〜Ciel
8位 愛されるより 愛したい KinKi Kids
9位 Time goes by Every Little Thing
10位 全部だきしめて/青の時代 KinKi Kids

 では10年前の2008年のヒット曲は
1位 truth/風の向こうへ 嵐
2位 One Love 嵐
3位 I AM YOUR SINGER サザンオールスターズ
4位 キセキ GReeeeN
5位 羞恥心 羞恥心
6位 HANABI Mr.Children
7位 そばにいるね 青山テルマ feat.Soulja
8位 DON'T U EVER STOP KAT-TUN
9位 LIPS KAT-TUN
10位 Beautiful days 嵐

 そして昨年の2017年のヒット曲は
1位 願いごとの持ち腐れ AKB48
2位 #好きなんだ AKB48
3位 11月のアンクレット AKB48
4位 シュートサイン AKB48
5位 逃げ水 乃木坂46
6位 インフルエンサー 乃木坂46
7位 いつかできるから今日できる 乃木坂46
8位 不協和音 欅坂46
9位 風に吹かれても 欅坂46
10位 Doors 〜勇気の軌跡〜 嵐

 このデータ(資料・年代流行より)を見て、今は女性アイドルグループに支えられての音楽業界だというのがよくわかりますね。
 でも、自分にぴったりの好きな音楽を見つけてその音楽を愛してくださればバアバはとてもうれしいです。
 復活音源もたくさんあるので、五番街店頭MEG-CDや五番街ホームページで探してみてください。
 インフルエンザが猛威を振るっていますので、皆様ご自愛ください。
                                     2018年2月初旬



明けましておめでとうございます。
2018年が明けました。
平成30年になりました。2019年、天皇陛下の生前退位を受け、平成の時代もあとわずか。しっかり、平成に足跡を残したいと思っているバアバです。
時代というのは面白いものです。
バアバの若いころは街には写真屋さんがいっぱいありました。フィルムを買って、カメラで撮って、現像に出して、わくわくしながら出来上がりを待って、取りに行く。フィルムは高かったし写真を撮るときも選びながら撮っていました。
でも、今はスマホでパシャパシャと撮り、その場で画像が見られる。気に入ればプリンターで紙焼きも作れる。
だから写真屋さんが、どんどん街からなくなっていったのです。
本屋さんも昔は学校のそばには必ずありました。子供たちが帰りに寄り道する場所でもありました。
ところが街の本屋さんは減少し、全国の自治体、行政区1896のうち香川県を除く全国46都道府県では420の自治体、行政区に書店がゼロなのです。電子書籍の業績が思ったほど伸びていないことを考えると、活字離れが始まったのか、それとも黒船・アマゾンさんのせいなのか・・・。
そしてCDショップ。ショップ数の減少は本屋さんと同じだけれど、こちらはアマゾンさんというよりは、音楽ダウンロードによる影響が大きいのではと思われます。写真屋さんのように「昔、CDショップっていうのがあったよね」という流れになるような気がしてなりません。
それでも、「CDショップ五番街」が存在するためには、発想(アイデア)の転換しかありません。CDショップだからこうあるべきだという考えでは、時代の流れに負けてしまいます。
富士フイルムさんは<フィルムの写真はダメになる>と先を見越して社内の大きな反対にあいながら、今までの技術を生かし、化粧品の開発へと舵をとったのです。そして今、「アスタリスト」というヒットブランドを生んだのです。本当にその発想力は素晴らしいなと思います。
つまり、定款さえ取っていれば「CD病院」(お気に入りのCDジャケットなどを修理)でも「CD宅急便」(CDを老人施設などにお届けし、それに加え実演もプレゼント)でもいいのです。
「CDショップ五番街」をずっとずっと続けていけるよう、皆さんにもっともっと喜んでいただけるように、バアバの硬い頭を柔らかくし、前へ前へと頑張りたいと思います。
どうぞ2018年もよろしくお願いいたします。
                                     2018年1月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第26回目です。
師が走るから「師走」ということで12月に入り、あわただしい日々が続いています。
11月は大相撲の日馬富士の暴行事件一色になったワイドショーに釘付けになったバアバですが、実は大相撲と歌謡界とは繋がりもあるんです。
お相撲さんは体が大きいからというわけではないとは思いますが、美声の持ち主が多く、昔からレコードデビューをしている人もいました。
有名なところでは北の富士さん。1967年に「ネオン無情」でデビューし、当時の人気歌番組「夜のヒットスタジオ」にも出演しています。でも、相撲との二足のわらじだったために相撲に負けると「本職は歌手で相撲は副業だろ」と揶揄されたこともあって、横綱昇進後は歌手活動を休止していました。
またヒット曲という面ではこの人をおいて他にはいたにでしょう。増位山さんです。1972年に「いろは恋歌」でデビューし1974年「そんな夕子にほれました」は120万枚。作詞が今の林家正蔵、林家三平のお母さんの海老名香葉子さんということでも話題を集めました。1977年には「そんな女のひとりごと」を発表。なんと、この曲は「有線大賞」の有線音楽賞とベストヒット賞を受賞しました。相撲界の親方として活動していたときは一時歌手活動を休んでいましたが、今はまた再開し美声を聞かせてくれています。
また今の相撲界のNO.2といわれる尾車親方。相撲取りの時の四股名は琴風さん。1982年に「まわり道」でデビュー。でも有名なのは石川さゆりさんとのデュエット三部作「東京かくれんぼ/東京たずね人/東京めぐり愛」でしょうか。
また2013年「気仙沼線」でデビューした大至さん。今回の事件でも元力士という肩書でコメンテーターとしてひっぱりだこでした。でも彼は歌手というより相撲甚句の第一人者といったほうがいいかもしれませんね。彼の相撲甚句のCDも出ていますが、こちらもすばらしいですよ。
もう一人忘れてはならないのがジェーシーこと高見山さん。1977年「スーパー・ジェーシー」をリリース。ディスコティックなメロディーにダミ声シャウトなファンキーな内容です。
現役力士では永谷園のCMがらみで遠藤さんが「だっこちゃんのうた」を無料配信していますが、販売しているものといえば白鵬さんしかいません。女性シンガー・ソングライターのkaeさんとデュエットした「アサガオ」が2016年に販売されています。この曲は東日本大震災復興支援ソングとしてリリースされています。彼しかいないということは、相撲に打ち込むということで協会がなかなか歌手活動を許可しないのかもしれませんね。
もし、許可してくれるのならぜひ、CDを発売してほしいのが勢さん。カラオケでのオハコは山本譲二さんの「みちのくひとり旅」。聞いた方によると譲二さんと同レベルだとか。もしかすると2018年2月10日(土)両国国技館で行われる「第51回NHK福祉大相撲」のお楽しみ歌くらべで聞けるかもしれませんね。
季節柄、ご自愛してください。
そして良いお年をお迎えください。
                                     2017年12月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第25回目です。
急に寒くなり秋というより冬の季節となりました。冬といえば、音楽業界も冬の時代が続いていますね。
2017年のデータを見てみると市場規模は2,979億円と言われ年々下がってきています。その背景にはCDからデータ配信への移行、ヒット作が長年でてきていないなどが影響しているといわれています。
業界の売り上げ高のシェアで言うと1位:エイベックス・グループ・ホールディングス。業界シェアの比率は14.7%、売上高は215億540万円。2位:ソニー・ミュージックエンタテインメント。業界シェアの割合は13.0%、は189億9,480万円。3位:ユニバーサルミュージック。シェア率9.9%、売上高145億619万円。<引用元:「ORICONSTYLE」>バアバがこの業界を始めたころにはなかったメーカーばかりです。バアバは日本コロムビア、日本ビクター、徳間音楽工業、クラウン、東芝などのメーカーさんでしたからね。
メーカーの変遷もそうですが、音を取り巻くメディアの多様化が衰退の原因でもあります。インターネットやスマホが当たり前になり、CD以外にも動画で音楽を聴いたり、購入できたりするようになりました。CDを購入しなくても音楽を楽しめると思ってしまっている節があります。
音楽業界はCD以外のコンテンツで業績を伸ばしていく方向に向いているのではないかと思います。それがライブやコンサートに関する事業です。憧れのアーティストのナマの歌を聴く体験は非常に人気があり業績も伸びています。
しかしCDショップはそれでは困ります。CD周辺ビジネスの拡大を何とか図っていかなくてはいけません。それはズバリ、アーティストとの接点をCDショップがつなぐということです。
今でも東武百貨店屋上でのイベントを行っていますが、それはもちろんのこと、今後はインストアイベントも数多く企画していこうと思っています。目の前に動いているアーティストがいる、これはインターネットやスマホでは味わえないことです。もちろん話もできますし握手もできます。温もりのある出会いをCDショップがコーディネートしていけたらいいなと思っています。
それはアイドルだけではありません。演歌歌手や民謡歌手の皆さんにもお声掛けをして、シニアのかたがたにも喜んでいただけるようなお店つくりをしていきたいと考えております。こんな人に会いたいと希望がございましたら、ぜひ五番街までお知らせください。なるべく皆様のご要望にこたえられるようにスタッフ一同頑張ります。
ちなみに11月の屋上のライブは
11月11日(土)13時〜、16時〜「バンドじゃないもん!」
11月12日(日)12時〜、15時30分〜「ロッカジャポニカ」
11月15日(水)17時〜「夢みるアドレセンス」
11月18日(土)13時〜、16時〜「放課後プリンセス」
11月19日(日)13時〜、15時〜「KissBee」
です。お楽しみに!

                                     2017年11月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第24回目です。
10月に入り秋本番ですね。
さて、音楽界での大きな衝撃といえば安室奈美恵の引退発表でした。引退の理由は定かにされていませんが、理由はどうあれ業界にとっては大きな痛手であることは間違いありません。
1992年に東芝EMIより「SUPER MONKEY'S」の一員としてデビュー。しかしなかなかヒットには繋がらず女優活動やCM出演をしていたと聞きます。
その後、松浦勝人氏(現エイベックス・グループ・ホールディングス代表取締役社長CEO)のプロデュースを受け1995年1月にリリースされたシングル「TRY ME〜私を信じて〜」が73万枚を売り上げる大ヒット。1995年、10月にSUPER MONKEY'Sの楽曲を含んだファーストアルバム『DANCE TRACKS VOL.1』を東芝EMIよりリリース。初のオリコンチャート首位を獲得し、オリコン及び出荷ベースで初のミリオンセラーを記録しました。翌週には小室哲哉プロデュース第1弾シングル「Bod Feels EXIT」をリリースし、同時にavexへ移籍とあれよあれよのうちにヒット街道をすすんでいきました。
1996年から1997年にかけては、茶髪のロングヘアー、ミニスカート、細眉、厚底ブーツといった彼女のファッションや髪形、メイクなどに憧れる女性たち“アムラー”が大量発生し「アムラー・ブーム」を巻き起こし、社会現象にもなりました。
1997年、2月にリリースし、ドラマ『バージンロード』の主題歌となった「CAN YOU CELEBRATE?」はダブルミリオンを突破し、オリコン年間チャート首位を獲得。同時に、邦楽女性ソロアーティスト歴代1位のシングル売上を記録。いまでは結婚式の定番ソングにもなっています。
TRFのダンサー・SAMとの結婚を発表した際、妊娠3ヶ月であることも明らかにしたことで「できちゃった婚」も悪くはないという空気を一般化させた「できちゃった婚」の先駆者とも言われています。
つまり安室奈美恵は時代とともに生き、時代をリードしてきた歌手でした。このあとの1年で彼女がどんな歴史を残してくれるのかがとても楽しみです。
25周年を視野に入れ、昨年から今年5月にかけて行った全国ホールツアーは100公演。多くのファンに満足してもらうパフォーマンスをするため、今後のドームツアーのプランが明らかにされてきました。それはシングルやアルバム全曲と、一部のコラボレーション曲を含めた200曲超の中から好きな曲をファンに投票してもらおうという企画。特設サイト内で誰でも投票ができ、上位曲をライブの中心にしていく予定だとか。
安室伝説がこの1年でさらに大きなっていくことは間違いない。コンプリートで安室奈美恵CDをゲットすることをバアバはお薦めしたいです。
昭和の歌姫が美空ひばりなら、平成の歌姫は間違いなく安室奈美恵ですから。

                                     2017年10月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第23回目です。
今年の夏はカラッと晴れることが少なく、うっとおしい天気に気分も滅入ってしまった方も多かったのでは・・・。皆様のお体に影響が出ないといいのですが・・・。
さて先日の8月24日から29日まで池袋・東武百貨店では「沖縄展 島の恵み、あふれる。」が開催されていました。おいしい食べ物や伝統工芸などが一堂に会し、元フィンガーファイブの晃さんなどアーティストのイベントも開かれ盛会のうちに終了いたしました。
で、そんなこともあり、今月のお話は「沖縄の音楽」を取り上げてみました。あくまでもバアバの感じていることなので、「イヤ、それは違う」という方がいらっしゃったら、お許しくださいね。
本来、「沖縄の音楽」は「沖縄で確立された音楽」という意味です。沖縄は19世紀までは独立した琉球王国でした。第二次世界大戦後もしばらくは本土とは違った存在でした。今の若い方は驚かれるかと思いますが、バアバの若い頃は沖縄に行くのにパスポートが必要だったのですから。
なので、独自の沖縄民謡を土台にしたものやアメリカの影響の強いPOPSなどさまざまな音楽文化が広がりました。
また「沖縄の音楽」を成り立たせる要因の一つに楽器があります。「三線(さんしん)」「三板(サンバ)」などです。
そして、「沖縄の音楽」と言われるものを聴いてみると「あれっ」と思うことが・・・。そうなんです。沖縄の音階には「ド」「ミ」「ファ」「ソ」「シ」の5つの音が使われ、「レ」「ラ」がないと言われています。リズムにも特徴があります。リズムは基本的に3連係のリズムでメロディはこれを追いかけるような形で進んでいくようです。
今は、このような「沖縄の音楽」のエッセンスを取り入れ楽曲として発表し、ヒットしている曲も多いです。最近で言えばauのCMそんぐとして注目を集め紅白歌合戦にまで出場した桐谷健太の「海の声」もそうです。また沖縄といえば必ず登場する夏川りみの「涙そうそう」や元ちとせの「ワダツミの木」、THE BOOMの「島唄」など心に残る名曲が多いですね。
実はバアバが「沖縄の音楽」と聞くともう一つ思い出すのが「沖縄アクターズスクール」出身の歌手たちのことです。
「沖縄アクターズスクール」はマキノ正幸さんが1983年に沖縄に渡り、アーティスト養成学校を開設したことから始まります。マキノさんの出自はTHE芸能界です。祖父は日本映画の父・牧野省三。父は映画監督・マキノ雅弘。母は映画女優・轟夕起子。
そして、そのスクールからは安室奈美恵、MAX、そして今世の中を騒がせている話題のグループ・SPEED。メンバーは上原多香子、今井絵理子、島袋寛子、HITOEの4人です。沖縄という特別な地で培われた音楽性や心は日本人の大切な文化として、今後も残していかなくてはいけないなと思っているバアバです。
ちょっと物悲しい音階を奏でる「沖縄の音楽」は秋の夜長にぴったりのような気がします。
ぜひ、五番街に「沖縄の音楽」を探しに遊びに来てください。

                                     2017年9月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第22回目です。
7月24日に3年後に開催が予定されている「東京オリンピック」のイメージソング「東京五輪音頭-2020-」が発表されました。1964年の「東京オリンピック」の「東京五輪音頭」をメロディーを変えずにアレンジを加え歌詞を若干変えたものになっています。
1964年バージョンは作詞・宮田隆、作曲・古賀政男、歌唱・三波春夫という陣容でしたが、今回は編詞は東京五輪制作チーム、編曲は村田陽一、歌唱・加山雄三、石川さゆり、竹原ピストルとなっています。
古賀政男は昭和を代表する作曲家で国民栄誉賞も受賞しているので、皆さんもよくご存じだと思います。この曲以外にも「丘を越えて」(藤山一郎)、「柔」(美空ひばり)などの名曲を生んでいます。一方、作詞の宮田隆ですが、あまり知られた作詞家だという感じがしないのはバアバだけでしょうか。調べてみると島根県隠岐の出身で島根県で公務員をする傍ら、民謡や歌謡曲の作詞を手がけていたようです。この曲以外には「おろち太鼓」(都はるみ)があります。
三波春夫に関してはいまさら語ることもないほどの有名歌手です。「お客様は神様です」の名言は今も語り継がれています。
三波以外にも橋幸夫、三橋美智也、坂本九、菅原洋一、北島三郎&畠山みどりなど各レコード会社のナンバーワン歌手たちが歌い、競作となっています。いまさらながらですが、どんなふうに歌っているか聞いてみたいですね。
さて、今回の2020バージョンですが 、歌手は、歌手生活45周年の石川さゆり、今年80歳の加山雄三、若者に人気の竹原ピストルと幅広い層を見据え起用されたようです。
歌詞は、1964年は前回のオリンピックがローマだったのが、今回はリオデジャネイロに、また前回は10月開催だったのが、2020は夏開催と言うことで、秋の空が夏の空に、赤とんぼがセミの声にまたオリンピックの部分が一部パラリンピックに変わりました。さらに新しく5番が作られたと聞いてます。
編曲の村田陽一は2016年のリオデジャネイロオリンピックの閉会式でフラッグハンドオーバー等のアレンジを手がけた世界的なアレンジャーです。
そして今でも1964年バージョンは夏祭り等で踊られていますが、2020年バージョンの振り付けは井出茂太。星野源や椎名林檎のプロモーションビデオの振り付けを担当している振付師ですが、2020年の新種目、野球、サーフィン、ソフトボール、空手などもイメージし、また障碍者のかたがたでも踊れるような振り付けになっています。
スポーツには世界の未来をハッピーにする力があります。だからこそ、オリンピックは「平和の祭典」といわれるのです。音楽にもまた世界の未来をハッピーにする力があります。ぜひ2020バージョンが1964バージョン同様に長く歌い継がれることを願っています。
2020年オリンピック開催にはまだまだ乗り越えなくてはいけないハードルがたくさんありますが、みんなで頑張って「平和の祭典」を成功させたいと思っているバアバです。

                                     2017年8月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第21回目です。
皆さんは、日本で初めてのレコード歌手って、どなたかご存知ですか?
NHK朝の連続テレビ小説19作目「いちばん星」(1977年4月4日-1977年10月1日)のモデルになった佐藤千夜子がその人です。
1897年3月13日山形県天童市で生まれ、歌の才能を見出され上京。東京音楽学校(現・東京芸術大学)に入学。1925年「青い芒(すすき)」でレコードデビューしました。
しかし声楽界出身の歌手といえば、知名度から淡谷のり子でしょう。
1907年に青森の豪商の娘として生まれ、10代の頃に実家が破産。母と妹と上京し東洋音楽学校(後・東洋音楽大学、現・東京音楽大学)ピアノ科に入学。後に声楽の資質を見出されて声楽科に編入し、オペラ歌手を目指しながらクラシックの基礎を学んだ。しかし、実家がいよいよ苦しくなり休学。絵画の裸婦モデルで生活費を稼ぎ、その後復学。柴田稲子氏の指導を受けて首席で卒業し十年に一人のソプラノと絶賛されていました。
しかし、当時はクラシックでは生計が立てられず、泣く泣く流行歌を歌うことになったというわけだ。1930年1月、ポリドールからデビューして「久慈浜音頭」が発売。その後も声楽家からの転向組が目立ち、奥田良三、川崎豊、内田栄一、四谷文子、青木春子、羽衣歌子らが続きました。
しかし東京音楽学校(現東京芸術大学)出身の声楽家が歌う流行歌よりも東洋音楽学校(後・東洋音楽大学、現・東京音楽大学)出身の声楽家のほうが低い価値でみられていたのは、クラシック界でのランクという壁があったからなのかもしれません。
確かに、東京音楽学校の出身者には、藤山一郎、二葉あき子、三浦環、立川清澄とそうそうたるメンバーが並びます。一方東洋音楽学校出身者は淡谷をはじめ、織井茂子、春日八郎、菊池章子、菅原都々子などがいます。特に淡谷のり子はデビュー後すぐに「低俗な歌を歌った」と除籍になったようです。もちろん今は除籍は取り消されていますが・・・。
どちらにせよ、当時の歌謡界は音楽大学を出ることが一つの条件のように言われていたことは間違いのないようです。
流行歌でありながら声楽。なので感情を前面に出すというよりはいかに譜面どおりに歌うかということが大事だったように思います。
そして時代は流れ1966年。歌謡界に大きな衝撃が走りました。
「女のためいき」でデビューした森進一です。実は森はポップス系でのデビューが決まっていてスクールメイツにも入っていたのですが、「個性が弱い」とのチャーリー石黒氏の指摘があり、あえて声をつぶし演歌でデビューさせたといわれています。
ほぼ同じ時期でのデビュー青江三奈の「恍惚のブルース」とあわせ「ため息路線」として2作品とも大ヒットを飛ばしました。が、最初のうちは「ゲテモノ」「一発屋」と揶揄されました。今では考えられないことですね。
歌というのは気持ちを音に乗せて伝えるものです。譜面通りに歌おうとすると人間の感情とうまく合わなくなってしまいます。
バアバは思います。音楽大学は音の仕組みを学ぶところ。そして歌は仕組みではなく心で伝えるものだと。音楽大学を卒業して、それを礎に心の歌を歌えば、「鬼に金棒」かもしれませんね。
季節の変わり目ですので、ご自愛ください。

                                     2017年7月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第20回目です。もう1年半以上に渡って掲載しているんですね。正直、皆さんからの反応を感じられず心を悩ますことも。ご意見やご質問など、もしおありになればぜひお知らせくださいね。
さて、今月は心のお話です。
皆さんは、「音楽療法」という言葉をご存知ですか?
「音楽療法」とは、音楽を上手に活用しながら、心の悩みや不安を抱える人たちのサポートをしていく方法のことを言います。
音楽がクスリのように直接肉体に効くということではなく、精神的な緊張やストレスからの解放をてつだう という補助的手段です。
そのやり方は複数あります。ただ静かに音楽を聴くことによって安らぐ気持ちにさせるという「受動的音楽療法」。また、音楽をかけて体を動かし汗をかくことで前向きになれる「能動的音楽療法」などもあります。
音楽療法にとって欠かせないものは「心身相関」ということです。心が穏やかになれば体の緊張もほぐれるという相関関係があるのです。例えば、夜寝る前に美しい音楽を聴くことでリラックスでき眠りにつきやすいとも言われています。
また最近では中高年のために「歌謡曲のエアロビクス」も注目を集めています。単にエアロビクスをやるのではやる気が出なかった中高年が、青春時代にはやった歌謡曲を掛けてエアロビクスをすることでやる気もでて汗もでやすくなっているようです。
年齢とともに音楽と一緒の生活から離れていきがちですが、たまにはテレビのスイッチを切って、いろいろな音楽を聴いてみるのも気分転換になると思います。
ボサノバを聴きながらのコーヒータイムやクラシックを聴きながらの読書タイムなど、フリータイムを自分で演出するだけで人生が楽しくなるとバアバは思います。
では具体的にどんなCDをチョイスしたらいいのかとお悩みになるかと思います。そんなときは、五番街の専門スタッフにお尋ねください。どんな気分でどんな時間をすごしたいかをお話しくださったらぴったりのCDをチョイスいたします。
ネットでもお尋ねくださったらお答えはできますよ。
大人気になった「1万円であなたにぴったりの本をお選びします」という北海道の書店さんのように、近々、五番街でも始めたいなあと勝手に思っているバアバです。

                                     2017年6月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第19回目です。
今年は「美空ひばり生誕80周年」ということで特別企画として、先日、「だいじょうぶよ、日本ふたたび熊本地震、東日本大震災復興支援チャリティコンサート」が開催された。さだまさし、五木ひろし、氷川きよし、天童よしみ、堀内孝雄など豪華アーティストが東京ドームに集合し、美空ひばりの在りし日の映像とともに美空の歌をカバーして聞かせてくれた。
美空ひばり。
昭和、いえ日本が生んだ不世出の歌手。ひばりが歌った曲は1500曲あまり、歌う映画スターのさきがけともいえ、160本あまりの映画にも出演した。
9歳でデビューし、1989年、平成元年、昭和の終わりとともに52歳という短い人生に、幕をおろした。
ひばりは太平洋戦争での敗戦を受け、街には戦争の傷跡が残り、人々の心にはぽっかり穴があいていた、そんな時代に現れた。
「右のポッケにゃ夢がある。左のポッケにゃチュウインガム」の「東京キッド」の歌詞にもあるように「ギブミー チョコレイト」の時代の救世主だったのだ。
東京ドームコンサートでは「東京キッド」はきゃりーぱみゅぱみゅが歌っていた。きゃりー以外にもAKB48が「悲しき口笛、越後獅子の唄、あの丘越えて」とメドレーで聞かせてくれるなど多数の若い歌手たちも東京ドームには参加していた。
もう2度と現れないであろう天才歌手・美空ひばりの歌が歌い継がれていくことは、バアバにとってはとてもうれいしことだ。
でも、やはり若い歌手たちの歌はどこか違う。
現実を見つめつつもどこかに逃げ出したい欲求を何かにすがり、現実を受け入れながら一生懸命に生きている、その空気感がひばりの歌にはあった。もちろん時代が違うのだからそれを若い世代にもとめるのはせん無いことではある。でもひばりはそんな時代をも背負って歌っていたことは事実なのである。
今、私たちは「平和ボケ」しているのではないかと思うのは、バアバだけだろうか。
朝鮮半島が緊迫している状況の今、いつまたあの時代に逆戻りしてしまうことだってないとはいえない。
「平和は奇跡」なのだ。
ずっとこの奇跡が続き、何の心配もなく歌を心から楽しめる世の中であって欲しいと願って止まない。
そして、もう一度そんな思いで美空ひばりの初期の歌を聴いて欲しいとバアバは思う。

                                     2017年5月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第18回目です。
4月、新年度の始まりです。新しい出会いにみんなワクワクどきどき。何事も最初が肝心なのでみんなに優しく接しられたらきっとずっと仲良しでいられそうな気がします。
さて、今月のお話は・・・。
3月17日から22日まで東京・新宿のオリンパスギャラリー東京で「山岸伸写真展 瞬間の顔VOL.9」という写真展が開催されていました。男性を被写体にしてさまざまな分野で活躍する方々の「輝いている今の顔」を撮影し手展示したものです。今回は80人近い方々の写真が展示されました。東京ヤクルトスワローズの山田哲人内野手、プロスキーヤーの三浦雄一郎さん、豪太さん親子、松井一郎大阪府知事、薬師寺管主・村上太鳳さんなどのなかに歌手の山内惠介さんの写真もありました。
すると、会場では連日思いもかけない光景が続いたと聞きました。なんと日ごろオリンパスギャラリーなどに足を運ばない妙齢のご婦人たちが多数押し寄せ山内さんの写真の前で山岸伸先生と自分とで記念撮影をしていたというのです。そして山内さんの載っている「瞬間の顔」の写真集を買い求め「今度、惠ちゃんにここにサインしてもらうんだ」と言っていたとのこと。そして「惠ちゃんに元気をもらっている。だから惠ちゃんのためにだけお金を使う。でもそれが楽しい」とも話していたようです。
今、衰退がささやかれているCD業界に必要なのはこういった熱狂的な応援者です。演歌を支えているのは山内さんをはじめとするイケメンたち。「純烈」や「はやぶさ」たちを応援する方々もまた熱狂的です。
かたやAKBに象徴されるアイドル路線も同じような熱狂的応援者に支えられています。もちろんAKBは「AKB選挙」に見られるように大きな売り上げを上げています。でも、実はアイドル応援者たちはAKBよりももっとマイナーなアイドルを探しています。有名ではなく、自分の力で彼女たちを有名にしたい、そんな思いが応援者たちを後押しするのです。
相撲のタニマチほど多額なお金をかけることはないかもしれないけど、CD1枚1枚を応援者が購入することによってアイドルたちがメジャーになっていく、それが楽しいのでしょう。
音楽業界にとってこの構造が正しいかどうかはバアバにはわかりません。
が、バアバは業界自体がなくなることだけは絶対に避けたいと思っています。どんな方法であれ、音楽が巷にあふれているそんな世の中であって欲しいと思います。
やりたいことも特に無いなどといっている人には演歌であれアイドルであれ一人の歌手を心から応援してみるというのもアリだと思いますよ。
だって山内惠介さんを応援している妙齢のご婦人たちの瞳はキラキラと輝いていたと聞きましたから。
ちなみに「山岸伸写真展 瞬間の顔VOL.9」写真展は大阪地区は4月7日から13日までオリンパスギャラリー大阪で行うようです。山内惠介さんのファンならずともお時間があればぜひ覗いてみてはいかがでしょうか?

                                     2017年4月上旬


「五番街」のホームページをお借りしての第17回目です。
寒い寒いと思っていたら梅がほころびもう3月。
あっという間に桜が咲きそうな勢いです。
今月はCMソングのお話です。昔はテレビの歌番組が1日に1番組は必ずあったほど数がありましたが、今のテレビはお笑いやバラエティ番組に占有され歌番組が減少しています。そんな中でヒットソングを生み出すにはどうしたらいいのか?そう、CMです。1日に何度も流されサビ部分を集中的にアピールすれば誰もがその曲を覚えてしまいます。
もちろん、昔もCMソングから多数のヒット曲は生まれていました。クルマのCMや化粧品のCMなど、いまでも「ラッツ&スター」の「め組のひと」(1983年資生堂夏のキャンペーンソング)などは懐かしく思い出します。
そんななか今のCMといえば、携帯電話からヒット曲が生まれるケースが多いようです。
昨年、紅白歌合戦に出場した桐谷健太さんの「海の声」はauの「三太郎シリーズ」から大ヒットを飛ばしました。
そして今年はといえばなんといっても1月から放送のNTTドコモ新CM「ドコモの学割『ししゃも?編』」でしょう。
若い世代に人気のガールズバンドSHISHAMO(ししゃも)がCM内のステージに登場し圧巻のステージを繰り広げています。SHISHAMO(ししゃも)というユニークなグループ名に反してメンバーのあまりの可愛らしさにビックリ。メンバーは宮崎 朝子(みやざき あさこ・22)、松岡 彩(まつおか あや・21)、吉川 美冴貴(よしかわ みさき・22)の3人。2010年春、神奈川県にある川崎総合科学高等学校デザイン科 軽音楽部のメンバーでグループを結成したとか。
2月22日にリリースされた「SHISHAMO 4」には
 1. 好き好き!
 2. すれちがいのデート
 3. 恋に落ちる音が聞こえたら
 4. 終わり
 5. 恋
 6. 音楽室は秘密基地
 7. きっとあの漫画のせい
 8. メトロ
 9. 夏の恋人
 10. 魔法のように
 11. 明日も
が収録されています。ちなみにドコモの曲は「明日も」です。
ぜひ聴いてみてください。

                                     2017年3月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第16回目です。
早いもので今年が始まってからもう1ヶ月。これではバアバも年をとるはずです。
さて最近よく「マインドフルネス」という言葉を聞きます。メディアで取り上げられることが多くなるのは有効性を示す研究結果が次々に見つかっているためです。
「マインドフル」な状態にいることで、いくつかの効果があります。
@記憶力がよくなる(集中力を高めるため)
A減量に繋がる(ゆっくるよくかむため)
Bストレスを減らす
C免疫力を高める
など。
ではどのようにして「マインドフル」な状態にすればいいのでしょうか。もちろんさまざまな方法がありますが、ふだんの生活にも取り入れられ簡単にできる方法があります。
人の脳は1日19万個以上のことを考えているといいます。過去のことや未来のことなど多種多様なことが脳を占有し絶えず何かを考えているのです。莫大な収納量をもっているとは思えない脳は知らず知らずのうちに疲れていきます。なので脳を休ませてあげることが必要なのです。脳が休んでいる状態、それが「マインドフル」ということでしょうか。
1日3分でもOKです。@背筋を伸ばし座る(胡坐でもOK)。A軽くおなかの前で指を組む(座禅のような感じ)。B鼻で息を吸いゆっくりと口からはく。 これを繰り返すだけなのですが、大切なのはこの瞬間(息を吸い息を吐く)のことを考えることだけに集中することです。つまり過去や未来のことを脳から追い出す瞬間を作るということです。
そのとき大きな味方になってくれるのが「ヒーリング・ミュージック」です。人を癒す効果を持つ音楽と言われて世界中で注目を集めています。ヒーリング音楽は脳が覚醒しているけれど休んでいる状態で出るといわれるアルファ波が出るともいわれています。
日本では自然界の調和原則の解明を東洋医学に求め、作曲に応用し、「ヒーリング・ミュージック」という言葉を提唱し、商標登録を持つ宮下富実夫。自然環境からインスピレーションを取り入れた独自な作品世界を築く喜多郎などの方々がいます。彼の毎年夏に行う富士山5合目の約12時間の無料イベント富士山讃歌はとても有名です。海外に目をやるとエンヤなどがこのジャンルに入るかもしれません。
五番街も開店当初からヒーリング・ミュージックには力を入れいろいろな方々のCD(メジャーデビュー以外のものも)を取り扱ってきました。なので、ぜひ自分に合った音楽を見つけていただければ幸いです。
ストレス社会のなかで生き残るためには自分の身は自分で守るからありませんからね。

                                     2017年2月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第15回目です。
明けましておめでとうございます。
2017年が明けました。今年がどんな年になるのか、ことさら音楽業界にとってどんな年になるのかは非常に興味深いことです。業界としては決していい状況とはいえませんが、どこかにこの状態を打破すべき道はあるかと思います。
皆様の熱い応援をお願いいたします。
さて、昨年末、フジテレビで「2016FNS歌謡祭 第2夜」(水曜後7:00)が放送され、平均視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をあ上げ、瞬間最高視聴率は午後9時25分の16.8%の星野源(35)。彼が出演中のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS)のエンディング「恋」を彼がダンサーとともに歌った場面です。「恋ダンス」を踊るパフォーマンスが社会現象を起こしていることからも、その数字にリアリティさがあります。楽曲の素晴らしさはもちろんですが、社会現象となることには楽曲に加える何かがないといけないのだと思います。今回はそれが「ダンス」だったということでしょう。そういえば、子供向け番組の戦隊シリーズでも数年前からエンディング曲には振り付けをして、振り付けを画面で流しみんなで踊れるようにと考えられています。
かと思えば、昨年12月19日に発売されたアイドルグループ「虹のコンキスタドール」の7枚目のシングルは、業界に大きな衝撃を与えました。
「聴けるラーメン」!!!
カップに麺と特製スープとレトルトの具材を入れ、熱湯を注いで待つこと4分、おいしいラーメンのできあがりです。ラーメンに関しては人気店「博多一風堂」に食材を供級している渡辺製麺が行っているため、味は本格的。
で、音源はどこにと思ったら、ありました。具材の海苔とパッケージに楽曲をダウンロードできるQRコードがプリントされていました。
で、ダウンロードしてみました。タイトルは「LOVE 麺 恋味 やわめ」。ラップの曲調で、かなりノリノリ。カップ麺ができるまでにしっかり聴いていれば、麺のウマさが倍増することうけあい。値段は1000円なり。でもCDショップでは購入できずイベントでの購入<五番街でもやりました>にかぎられるようです。
一番大事な楽曲ですが、作詞、作曲、編曲はボカロPとして人気のみきとPさんなので太鼓判です。みきとPさんは初音ミクの楽曲をはじめ人気の楽曲を多数作っています。
今までにない発想にバアバはビックリ。でもこの伝でいくと、ファッション業界とのコラボやお菓子業界とのコラボなど無数に考えられそうです。女性誌などの雑誌業界が雑誌本体でなく添付される付録が購買の理由になっていったように、音楽業界もそうなっていくのかもしれませんね。ちょっとさびしい気もしますが、こういう動きが業界の活性化に繋がるのであればと思うバアバです。
2017年が皆様にとってすばらしい1年になりますように。
そして五番街も末永くよろしくお願いいたします。

                                     2017年1月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第14回目です。
気が付けば1年以上連載をしていることになりました。つたない話を読んでくださっていることを感謝申し上げます。
今月のお話は恒例行事「紅白歌合戦」のお話。
2016年の9紅白歌合戦の出場歌手が発表になりました。一番驚いたのは「ゴッドねえちゃん」こと和田アキ子さんが40回という節目の年だというのに落選したということ。以前は司会も務め「紅白歌合戦」への貢献度も高いのに・・・。今までも決してヒット曲があったわけではなかったけれど、「紅白の顔」として出場してきました。
ささやかれる噂ですが、今まではホリプロの力を持ってNHKとかけあってきたのですが、今年は「和田を出してくれないと綾瀬はるかは出せませんよ」とか「高畑充希もだせませんよ」と言ったのだけれどNHKは「じゃあ、綾瀬も高畑もいらないです」と言ったとか言わないとか。つまりホリプロの力を持ってしてもダメだったということのようです。和田は年末のスケジュールがこれですべて変わってしまったと恨み節。でもだからといって来年以降の「紅白卒業」を宣言はしていません。
その点、細川たかしは今回のNHKの意向を知っていたかのように早々と「紅白卒業」を宣言。
でもNHKはなぜここまで若返りという変革をしようとしたのでしょうか。SMAPも現段階では出ない、つまりなんの盛り上がりもない「紅白」になりそうならば、若年層にアピールしなくてはと思ったのでしょうか。出場歌手発表会見でAKB48のなかで紅白選抜をやると発表し、これを「目玉」としようとしたのでしょうが、メディアの食いつきはいまひとつ。「目玉」になっていないのが現状です。
そんな時、「ダウンタウン」の松本人志さんがトークバラエティー番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演しこんな発言をしました。
「風物詩(紅白歌合戦)はマンネリの極致。マンネリでいい。毎年ちょっとちょっとの脱皮くらいでいいと思う」と持論を展開し、「今年はちょっと脱皮というかみをえぐっちゃってるというか、シェイプアップしすぎというか......」と。
つまり「紅白」の面白さは「永遠に続くマンネリ」のところにあるということです。若い人達の「紅白」離れこそが「紅白」なんだと、バアバも、松本さんの意見に賛成です。マンネリでなくなったとたんにすべてが面白くなくなってしまうはずです。
なのでバアバも今年の「紅白」には何の期待もしていません。
小林幸子の衣装を見ることができただけで「紅白」を見た気にさせてくれていたのにそれもなくなってしまったのですから。
仕方がないので、今年の年越しは可愛いひ孫ちゃんの写真と動画をひたすら見ていようかなと思うバアバです。
2017年が皆様にとっていい年でありますようにお祈りしています。

                                     2016年12月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第13回目です。
今月のお話は年末の恒例行事「レコード大賞」のお話。
先日発売された「週刊文春」に<2015年のレコード大賞でプロダクション間で1億円の金銭授受が行われた>との記事が載った。今年に入りスクープとを続ける「週刊文春」だけにみんなは「本当なのか?」と興味津々だ。
昔からショーレースにはいろいろな噂があった。お菓子の箱の下に100万円が敷き詰めてあり、それを審査員に配っていたプロダクションがあったとか・・・。
そういえば昭和62年12月28日に近藤真彦さんのお母さんの遺骨が横浜霊園から盗まれ、「レコード大賞を辞退しなければ遺骨は捨ててしまうぞ」という脅迫状が所属レコード会社であるCBSソニーに届いた。が、近藤の父の「妻は真彦がレコード大賞を取ることを楽しみにしていた」との思いもあり辞退をすることはなかった。そしてその年のレコード大賞は12月31日、近藤真彦「愚か者」となった。しかし、そこまでしてみんなは賞が欲しいのだろうか。ましては今音楽業界が冬の時代だといわれるこの時代に。
年末の「紅白歌合戦」に出場できると営業といわれる興行のギャラが跳ね上がるという話はよく聞く。賞もそうなのかもしれない。「レコード大賞〇〇賞受賞」という肩書が名前の前に付き、それがあることでしばらくの間は営業が高く売れるようになるのかもしれない。
が、ユーザーにとったらそんなことよりも「楽しめる楽曲」「新しいサウンド」そちらのほうが大事なことだ。
さて今年の「レコード大賞」だが、新人賞はアイドルグループ『ふわふわ』、シンガーソングライターの林部智史、欅坂46あたりの名前があがっている。
宇多田ヒカルは最優秀歌唱賞だと思っていたが、ここに来てアニメーション映画「君の名は。」の大ヒットでRADWIMPS「前前前世」がくるかもしれない。優秀作品賞にはAKB48「翼はいらない」、いきものがかり「ラストシーン」、坂本冬美「北の海峡」、AAA「涙のない世界」、西野カナ「あなたの好きなところ」、秦基博「スミレ」、氷川きよし「みれん心」、RADIOFISH「PERFECT HUMAN」、桑田佳祐「ヨシ子さん」あたりかなぁ。大賞はエイベックスが押すAAAと見た。特別功労賞はSMAPで決まりでしょう。
と、バアバなりに予想をしてみた。
何はともあれ、不正なことが行われないことだけを祈りたいですね。
季節の変わり目だけにお体には十分気をつけてください。
P.S. 今月のバアバの一押し 「黒さは強さ」でブレイク中のアニソン・特撮歌手の「山形ユキオ オール・タイム・ベストオ〜黒吠〜」が11月2日に日本コロムビアから発売。ぜひぜひ聴いてみてください。35年前のアニメから今の特撮までぎっしり。実力派だけに聴き応えがありますよ。

                                     2016年11月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第12回目です。
今月のお話は9月28日に8年半ぶりに発売になった宇多田ヒカルさんの新しいアルバムのお話。タイトルは「ファントーム(Fanôme)」
収録曲は全部で11曲。そのうち8曲はすべて新規書き下ろし。その楽曲になんとういろいろなアーティストが参加しているというのがミソ。
「二時間だけのバカンス」には椎名林檎。
「忘却」にはKOHH。
「ともだち」には小袋成彬。
椎名は「〜パートナーを得、遂には母となった彼女になら、ずっと我慢してきた思いを正直にぶつけてもいいような気がしたのである〜」とコメントしているように宇多田が母・藤圭子を亡くした思いをどこかでふっきり、思いのたけを曲にこめたと思える。
KOHHは「曲をきいてほしい」とノーコメント。
小袋は「〜幻の中に放り込まれたような茫然自失の状態〜」と話す。
NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌「花束を君に」はもちろん馴染み深い。
宇多田は16歳でリリースしたファーストアルバム「First Love」でいきなりオリコン市場765万枚をセールスし度肝を抜いた。ベスト盤2作を含めアルバム7作でトータルセールスは2000万枚を突破している。
宇多田にしか描けない世界、独特の言葉と旋律が物語をかもし出す。
「とと姉ちゃん」で初めて宇多田を知った人達も大好きになること間違いなしのアルバムに仕上がっている。
ポップミュージック若い人だけのものではない。老若男女誰でもが愛せる音楽がここにある。
ぜひ騙されたと思って聴いてみてください。
バアバもいっぺんで好きになっちゃいました。


宇多田ヒカル ニューアルバム「ファントーム(Fanôme)」
発売日:2016年9月28日(水)
品番:TYCT-60101
価格:3,000円+税

【収録曲】
01. 道
02. 俺の彼女
03. 花束を君に(NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」主題歌)
04. 二時間だけのバカンス featuring 椎名林檎(レコチョクTVCM)
05. 人魚
06. ともだち with 小袋成彬
07. 真夏の通り雨(日本テレビ「NEWS ZERO」テーマ曲)
08. 荒野の狼
09. 忘却 featuring KOHH
10. 人生最高の日
11. 桜流し(「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」テーマソング)

                                     2016年10月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第11回目です。
あっという間に夏も終わりそうですね。今年の夏はなんと言っても、リオデジャネイロ・オリンピック。
地球の裏側・ブラジルでの開催なのでいつも試合は深夜に及びバアバも寝不足になりました。女子レスリングの金メダルラッシュ、でも吉田沙保里選手は金を逃してしまい、バアバもがっかりでした。
4年後は東京オリンピックの開催です。予算を大幅にオーバーしているなかで小池百合子都知事がどう采配を振るうのかに期待が集まります。そういえば、前回の東京オリンピックは1964年のことでした。
この年は、東京オリンピックを迎えるにあたり新幹線が開通し、高速道路ができた日本は大きく前進しました。音楽で言えばなんといっても「東京五輪音頭」が思い出されます。「オリンピックの顔と顔♬」と満面の笑顔で歌っていた三波春夫さんの顔が今でも目に浮かびます。オリンピック年のヒット曲といえば、坂本九さんが歌った「明日があるさ」や「幸せなら手をたたこう」などの明るい曲がやはり多かったのかなと思っていたら、実はそんなことはなかったようです。
この年の邦画のヒットNO.1は「ドキュメンタリー・東京オリンピック」でしたが、2位は「愛と死をみつめて」でした。この映画はオリンピックのあとの9月に上映されたのですが、小説がベストセラーとなり映画化されたものです。映画の主題歌「愛と死をみつめて」は大ヒットしました。「マコ、甘えてばかりでごめんね。ミコはとっても幸せなの〜」と歌った青山和子さんは時の人となりました。もう今から半世紀前のことなんですね。
さて4年後の東京オリンピックではどんなテーマ曲が生まれるんでしょうね。今から楽しみです。
そしてもうひとつ、8月の歌謡界の大きな出来事といえば、人気グループ・SMAPの解散発表です。今年頭の独立騒動から修復は難しいかなとは思っていましたが、あまりにも唐突な解散発表にバアバもびっくりしました。独立騒動のときはファンのかたがたは「世界に一つだけの花」の購買運動をして258万枚だった売り上げを270万枚強にまで伸ばすなどしましたが、今回ばかりはその運動をしたとしても、元に戻るのは難しいようです。
「夜空ノムコウ」や「らいおんハート」などアイドルでありながらアイドル、アイドルした曲ではない歌がヒットしたというのもSMAPならではですね。1991年のデビュー曲「Can't Stop!! LOVING」とりあえずオリコン2位にはなりましたが2曲目の「正義の味方はあてにならない」は10位、3曲目「心の鏡」は3位と、音楽面ではいまひとつの成績でした。その数字を受けての活性化解決策が当時のアイドルには珍しかったバラエティ番組に出演しコントを演じることでした。そこから火がつき、各々の個性を生かしながらマルチな活動をするトップアイドルへと上り詰めていったと言えます。
五番街ではぜひSMAPの歴史を感じて頂きたくコーナーを作りました。今年いっぱいでSMAPは新しい道に踏み出します。ぜひその前に1度SMAPの歴史に触れてみてください。
残暑厳しい折、お体には気をつけてくださいね。ではまた来月。

                                     2016年9月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第10回目です。
皆様は「全日本CDショップ店員組合」というホームページやフェイスブックがあるのとご存知ですか?
「行かなきゃ 会えない 音がある。」というスローガンのもと、ショップ店員がさまざまの企画を展開していくページです。
そのメンバーたちが今一番力を入れているのが「CDショップ大賞」です。本屋さんの店員たちが選ぶ「本屋大賞」は既に認知を受けヒット作は「本屋大賞」から生まれるといわれるようになりました。「CDショップ大賞」はまだまだそこまでの認知度にはいたってませんが、これから大きく飛躍していくものだと信じています。プロの目利きによって真に売りたい!聴かせたい作品を選ぶのが「CDショップ大賞」。
第9回「CDショップ大賞」2017一次ノミネート投票は、2016年1月1日〜6月30日に発売された邦楽のオリジナルアルバム(ベスト盤を除く)を対象とし、2016年6月27日〜7月10日に実施されました。全国の各地域のCDショップ店員984名が投票に参加し10作品がノミネート作品として選出されました。大賞の発表はこれからですが、ノミネートされた作品はこの10作です。

『BASIN TECHNO』岡崎体育 / SECL-1881(2016/5/18)
『グッド・バイ』OLEDICKFOGGY / PX-300(2016/3/9)
『D.A.N.』D.A.N. / SSWB-002(2016/4/20)
『fam fam』never young beach / ROMAN-005(2016/6/8)
『Butterflies』BUMP OF CHICKEN / TFCC-86552(2016/2/10)
『透明色のクルージング』fox capture plan feat. Keishi Tanaka / PWT-022(2016/5/11)
『METAL RESISTANCE』BABYMETAL / TFCC-86546(2016/4/1)
『TWELVE』Mrs. GREEN APPLE / UPCH-20411(2016/1/13)
『META』METAFIVE / WPCL-12294(2016/1/13)
『Vキシ』レキシ / VICL-64586(2016/6/22)

なかなか自分では見つけにくい作品かもしれません。だからこそ、ぜひ聴いてみてください。
ショップに行くということは自分では望んでいないかもしれない情報をも習得できるということです。そしてそういう情報が新しい嗜好への足がかりになるということなのです。ショップ店員と話しに行くだけでも楽しいと思いませんか。ネットの一方的な押し付けの情報提供ではないコミュニケーションがショップにはあります。手前味噌ですが、カリスマ店員ぞろいと評判なのげここ五番街です。
夏休み、ふらっとショップに遊びに来てみませんか?
くれぐれも熱中症にはお気をつけていらしてくださいね。
お待ちしています。

                                     2016年8月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第9回目です。
7月1日は「童謡の日」です。1918年7月1日に童話・童謡を扱った児童雑誌「赤い鳥」が鈴木三重吉によって創刊されたことを記念して1984年に日本童謡協会が制定したものです。当時の「赤い鳥」には西條八十・作詞の「かなりあ」や北原白秋・作詞の「この道」などが掲載されていました。そもそも「童謡」と「唱歌」の違いって、ご存知ですか?
「唱歌」は明治から大正、昭和にかけて小中学校の音楽の授業で教えるために作られた歌ということになります。数多くの唱歌が作られ始めたのは明治10年代ですが当時は外国のメロディーに日本語の歌詞をつけたものが多かったようです。「蛍の光」はスコットランド民謡、「むすんでひらいて」の元歌「見わたせば」のメロディーは哲学者ルソーの作曲と言われています。その後明治20年代以降には日本人の作曲による唱歌が増えていきました。
が、元来学校で教えることを目的としていたので歌詞は<国のために尽くしましょう>とか<親を敬いましょう>といった道徳的な内容が多く、歌としての芸術性がいまいちになっていったようです。そうした唱歌ではなく音楽性の高いものを作れないかと当時の文学者の間で運動が盛り上がってきました。そしてそれが「赤い鳥」に繋がったといわれています。
実は今年の7月1日に日本コロムビアさんから、<100万人のお子さんが聴いた! 世代を超えて聴き継がれ、歌い継がれる童謡シリーズ>として「コロムビアキッズ どうよう BEST SELECTION 全3巻」(各巻1,500円+税)がリニューアルされ、ボリュームアップされ発売になります。
1巻は「☆ぞうさん・犬のおまわりさん☆」これには「ぞうさん」、「犬のおまわりさん」をはじめ「ちょうちょ」「めだかの学校」「森のくまさん」など全30曲。
2巻は「☆おもちゃのチャチャチャ・サッちゃん☆」こちらには「おもちゃのチャチャチャ」「サッちゃん」はもちろん「ロンドン橋」「アイスクリームの唄」など全30曲。
3巻目は「☆大きな古時計・ドレミのうた☆」こちらにはタイトルの唄のほか「A・B・Cのうた「北風小僧の寒太郎」「こいのぼり」など全30曲。
古い唄から「みんなのうた」で人気となった曲まで全90曲のラインナップはすばらしいの一言です。2003年にNPO法人日本童謡の会が「好きな童謡は?」とアンケートを取った結果は1位が「赤とんぼ」、2位が「ふるさと」でした。そして2010年に日本公文教育研究会が運営する子育て支援サイト「ミーテ」が「好きな童謡は?」と取ったアンケートでは1位は「ぞうさん」、2位は「チューリップ」となりました。
時代とともに好きな楽曲は変わっていくのかもしれません。がしかし時代は変われどいい音楽、いい曲、いい歌詞は変わることはありません。「童謡」は子供のものだけではありません。オトナにとっても純粋な気持ちを取り戻させてくれる大事なものです。この唄を歌った頃のことを思い出したり、大人になってこそ理解できる歌詞に出会ったりと楽しみ方はいろいろです。
「アニメ」や「特撮」の音楽もとてもすばらしいと思いますが、たまには「童謡」に親しんでみることもよろしいかとバアバは思います。
暑い夜は「童謡」を聴きながらの夕涼みをお勧めします。
お体を崩しませぬように。

                                     2016年7月初旬



「五番街」のホームページをお借りしての第8回目です。
5月25日に前年度のJASRACからの著作権使用料の分配額によって決定するJASRAC賞の贈呈式が行われました。2016年度の金賞(国内1位)は「R.Y.U.S.E.I.」。三代目J Soul Brothersの大ヒット曲です。音楽ソフト(CD・DVD)や有料音楽配信サービスでのヒット記録に加え「ランニングマン」の振り付けが話題を呼んでカラオケでも多く歌われたことが1位になった要因ではないでしょうか。
2位は「恋するフォーチュンクッキー」。こちらはAKBの大ヒット曲ですがCMなどにも使われたことで2位になったのでしょう。この曲は昨年は1位、そして今年が2位という快挙。作詞の秋元康さんは多くの方に長く親しまれる流行歌の可能性は作詞家の励みになります」と話した。
そして注目の3位。24年前に発表した中島みゆきさんの「糸」がその曲。中島は「『糸』はヒット曲とかいうイメージにはほど遠い地味な曲だと思っていたのですが、いつの間にかカラオケで歌ってくださる方がたくさんおいでだったと知らされて、あらためて感謝申し上げます」と喜びを語った。この曲は結婚式で歌われる定番曲として認知され続けたことが受賞に繋がったのでしょうね。
4位にはアニメの主題歌がランクイン。「ルパン三世のテーマ'78」がその曲だ。40代から50代のアニメで育った人達がカラオケで必ず歌っているのかなと想像できる受賞だ。
そして海外から最も入金額が多かった国内作品に贈られる国際賞には、アニメ「キテレツ大百科 BGM」が輝いた。この作品は20年以上前の作品ですが海外でアニメが放映されたりネットでアニメを見たりというところから火が付いたのかも知れません。しかし「クールジャパン」に見られるように日本のアニメ、漫画の人気は素晴らしいの一言です。
海外曲で日本の中でのトップはディズニー映画『アナと雪の女王』より「"LET IT GO" from the DISNEY film "FROZEN"」となっている。これはちびっ子人気からかもしれませんね。
歌というのは「時代を写す鏡」とも言われています。その時代の匂いをまといながら歌い継がれてゲンダイによみがえる。それが受賞曲「糸」であり「ルパン三世のテーマ'78」でしょう。それと同じように、きっと10年後には今回1位、2位になった作品がまだ受賞を続けていくのではないかなあとも思っています。
テレビから歌番組が消えてから久しいけれど国民が歌を忘れたわけではありません。ネットや日本が生んだ文化、カラオケを通じてたくさんの人達が歌を楽しんでくれています。その灯を消さないためにも、作曲家、作詞家、編曲家、歌手の皆様に頑張って頂き「いい歌」をたくさん作って発表してもらいたいと願っています。
そしていい歌なのに知らない歌もたくさんあるはず。ネットでは見つけられないのならばCDショップに足を運び、探検気分で自分が好きな歌を探してみたらどうでしょうか。
今までは知らなかった世界が広がるはずだとバアバは信じています。そしてその歌探しのコンシェルジュに五番街スタッフを選んでいただければ「鬼に金棒」です。
ぜひ池袋に遊びに来てください。お待ちしています。

                                     2016年6月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第7回目です。
つらつらと好き勝手なお話を書いてきましたが、皆さんによんでいただけているのかどうか少々心配ではあります。もしお時間があれば、ご感想などを頂ければありがたいです。
さて今月のお話はリバイバル需要のお話です。
2012年というのは消費行動にとって実は大切な年となりました。団塊の世代が65歳を迎える年が2012年だったのです。65歳定年が多くを占める日本社会において、65歳で仕事をリタイアし自由な時間を満喫できる世代がどーんと増える年となったわけです。
いくつかの顕著な例があげられています。
1つはオートバイ。2011年に40万台だったオートバイはV字回復し2013年2月には前年同月比68.4%増となりました。団塊の世代の購入だといわれています。
2つ目は純喫茶。ルノアールやコメダが息を吹き返し大ブームとなっています。ゆったりした空間が人気となったようです。
そして3つ目、これが音楽業界にも関連があるカセットテープです。カセットの需要にともないカセットレコーダーの需要も増え、家電メーカー各社が新製品の投入を始めています。AMラジオをワイドFMで聞けるようになりそれに伴っての買いの需要が増加しているのも一要因ではあります。
そもそものカセット再燃の火付け役はアメリカ。ミズーリ州にあるカセットテープメーカーでは、販売本数が80年代が500万本もなく97年で1,000万、09年で1,500万本だったが、昨年は2,400万本の生産をしたといいます。そのブームが日本にもやってきて20代、30代のカセットを知らない世代にとっても、カセットレコーダーのボタン操作がシュールでカッコイイという評価もえられているようで、団塊の世代だけでなく広がってきたようです。
音質も適度な雑音があって柔らかく耳当たりが非常にいいのがカセットの特徴です。
またカセットのもうひとつの強みは「頭出しができないこと」と「途中で止めて置けること」にあります。「頭出しができないこと」でユーザーがすべての曲を聴かざるを得ないというアーティストにとっての利点が生まれます。また「途中で止めて置けること」は踊りやカラオケレッスンなどのお稽古事のとき、何度も同じところを練習するときには止めたところから何度も練習できるというわけです。そういった意味でカセットは本当に便利です。昔から踊りやカラオケ愛好家の方には「カセットが一番」という声が聞かれていました。そういえば、昔はよく小学校の先生が運動会の近くになると運動会ソングが入ったカセットを買いにいらしていたことを思い出します。
五番街にももちろんカセットコーナーはあります。今後お客様からのニーズがあればカセットコーナーを増やしていくことも考えています。
時代は進むだけでなく、繰り返してもいきます。昔のものでも良いものはまた普及していくのです。
ぜひそういうことを知って頂き、五番街を応援して頂ければ幸いです。
皐月の花も咲き始め緑あふれる季節です。すてきな毎日をお過ごしください。
ではまた来月。

                                     2016年5月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第6回目です。
前回に引き続き演歌のお話です。
先月の23日にワイドショーをにぎわせたニュースをおぼえていらっしゃいますか?
低迷する演歌の人気を復活させようと超党派の議員たちが集まり「演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会」が発足したというものです。3月23日の日に衆議院議員会館で発足のための総会を開きました。会長の職に就いたのは自民党・二階俊博総務議長。当日出席した国会議員は約50名。
「演歌、歌謡曲の世界が上向きになるよう、活性化されるようお願いしたい」
と二階会長は支援を呼びかけました。
演歌や歌謡曲の地上波テレビ番組は年々減少傾向にあり、現状は新曲が出ても発表する場がないという状態だ。
歌手で俳優の杉良太郎はこの会に出席し
「作詞家、作曲家の先生方には後世に残る、30、50年たって歌い継がれる曲を書いていただき歌手はそれを命懸けで歌う。もう一度、原点に返る。衰退していくと、人のせいにしたくなるけど、自分たちも戒めないといけない」
と話した。
杉といえば昔から刑務所の慰問や福祉活動などに積極的に取り組み業界全体を盛り上げてきたという印象がある。今回は政治の世界を巻き込み何とか演歌の灯を消さないようにとの強い思いだ。
同じくこの会に出席した山本譲二は
「週に4本しかない地上波の番組で浸透するのか」
と不安を隠せない。
杉は会の最後に
「これを機会に業界全体が発展し、心に残る曲が1曲でも残ってほしい。1つでも多く、歌番組が増えてほしい」
と願った。
このままの流れで行けば消滅の一途をたどりそうだが、発想の転換をすれば生き残る道はあるのではとバアバは思う。
それは小林幸子の例だ。2012年、長年一緒に仕事をしてきた個人事務所の女性社長の辞任を受けメディアにあることないことを書かれレコード会社との契約もきれ、紅白への出場も途絶えた。
が、小林はお先真っ暗な中、活路を見出したのはアニメや動画サイトだった。コミックマーケット86に参加するや否や演歌界の大御所とは思えない対応にコミケ参加者たちをうならせたという。そして派手な衣装や立ち振る舞いからゲームの最終ボスキャラクターのようだといわれ「ラスボス」と呼ばれるようになった。本人は「いいじゃん!ラスボス小林幸子」と面白がってるという。
このまさかの発想の転換こそが今求められているのではと思うバアバです。
第二の小林幸子が出てくることで演歌のワクを超え演歌が浸透していくのではと願って止みません。

                                     2016年4月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第5回目です。
今月は「イケメン演歌」についてのお話をしましょうか。
ここ数年「イケメン演歌」という言葉が音楽業界に流れています。文字通り、ハンサムボーイたちが歌う演歌のことです。バアバが若かりしころは、若くてハンサムであればアイドル歌手というのが定番でした。昔のアイドルといえば「御三家」と言われる、橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦。まあ橋幸夫さんはデビュー曲「潮来傘」は演歌といえば演歌でしたけどね。そして当時の演歌といえば北島三郎さんや井沢八郎さんといったアイドル路線とは一線を画している方々が主流でした。
その時代はしばらく続きます。
では演歌にアイドルが登場したのはいつなのでしょうか。彗星のごとく現れたのは2000年デビューの氷川きよしさんでしょうか。ビートたけしさんが応援団となって「箱根八里の半次郎」で登場したときは度肝を抜かれました。178センチの長身に茶髪、そしてピアス。初々しくて可愛くて、おば様たちのハートをギュッと掴んでしまいました。その後はご存知の通りあれよあれよで大スターへの道を歩んでいきます。バアバは直接お話しさせて頂いたことがありますが、礼儀正しくて優しい語り口調に「ぜひ娘の婿に」と思ってしまうぐらいでした。にじみ出る人間性が魅力のひとつなのでしょう。
氷川さんの成功に目をつけたプロダクションやレコード会社は「イケメン」にターゲットを当て始めます。2008年「NHK歌謡コンサート」で競演した北川大介さん、山内惠介さん、竹島宏さんをプロダクションもレコード会社も異なるのに「イケメン3」として2009年12月に「恋の摩天楼」でクラウンからCDを発売し写真集もでるなど「イケメン演歌」時代を迎えることとなります。北川さんは1998年デビューとキャリアと実力は太鼓判です。山内さんは「ぼくはエンカな高校生」のキャッチフレーズで高校生でデビューしました。デビュー曲「風連湖」は今もヒットするロングセラーとなっています。竹島さんは2002年デビューでバラードに定評がある実力派です。3人のうち山内さんが昨年の「紅白歌合戦」に初出場を決め、「イケメン演歌」の名をしらしめることとなりました。
一方、グループを組んでのイケメンたちも注目を集めています。どのグループもムード歌謡の香りがしてこちらもこれからが期待されます。氷川さんの事務所の後輩にあたる「ハヤブサ」。ヒカル、ヤマト、ショウヤの3人組でメインボーカルとコーラス2人の編成で、特徴は覚えやすい歌に覚えやすい踊り。誰でもが口ずさめ踊れ楽しめることが支持される理由でしょうか。そして1年半ぶりに3月に発売になるシングルは「エボラバ」。この曲はアニメ「デュエル・マスターズVSR」(テレビ東京)の40話からオープニングテーマに決まりました。アニメファンをも掴むチャンス到来です。
もう1組は「純烈」。酒井一圭、小田井涼平、白川裕二郎、林田達也、友井雄亮、後上翔太の6人組で、このうち4人は「戦隊」や「仮面ライダー」で主役を演じていたイケメンなのです。平均身長が183センチ、甘いマスクと切れのある身のこなしに女性たちはメロメロのようです。2007年にデビューし、2010年「涙の銀座線」でCDデビュー。もう6枚のCDを発売し「NHK歌謡コンサート」でもよく見かけます。
それ以外にも「官能的プラチナボイス」のキャッチフレーズでデビューした川上大輔さん。
バアバは初めてCDを聞いたときは女性かと思うほどの歌声でした。
そして最後は「イケメン?」いわれてしまうかもしれませんが、バアバのお友達・松前ひろ子さんの付き人をしながら勉強を重ねデビューした三山ひろしさんをプッシュします。なんと2009年のデビュー曲「人恋酒場」が10万枚の大ヒット。そして三山さんも努力の甲斐あって昨年の「紅白歌合戦」に出演した2016年期待の星です。
若い人達がたくさん出てきて、心の歌・演歌がこれからもますます広まっていって欲しいと願ってやまないバアバです。

                                     2016年3月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第4回目です。
絶大の人気を誇っていた「AKB48」ですが、昨年12月に発売した「唇にBe My Baby」の初週売り上げが90万枚強だったとか。それによって21作連続更新してきた初週にミリオンの記録がストップしてしまいました。普通に考えれば90万枚といえば、大変な数字なのですが、ことAKBとなるとその数字をもってしても「AKB神話崩壊」と言われてしまうようです。
創世記のメンバーたちが次々に卒業していき、グループとしての世代交代もその原因なのでしょうかね。「モーニング娘。」がそうであったように「AKB」時代も終わり、音楽業界においての「女性アイドルグループ」たちの終焉になるのでしょうか。
「女性アイドルグループ」はいつの時代から存在していたのでしょうか。2人をグループといえるかは別にして、
バアバの知る限りにおいての最初のグループは1959年にデビューした2つの双子ディオです。
一組目は「こまどり姉妹」、「浅草姉妹」でデビューし着物姿で歌う英子さんと葉子さん。
いまでもバラエティ番組に出演しておちゃめなコメントをしていらっしゃるので、覚えていらっしゃるのでは。
二組目は「ザ・ピーナッツ」、「可愛い花」でデビューした和製ポップスを歌うエミさんとユミさん。彼女たちは当時隆盛を誇る渡辺プロダクションの所属で「シャボン玉ホリデー」という人気テレビ番組にもレギュラー出演していました。クレージキャッツのハナ肇さんとのコントはいまもなお語られる人気コントでした。1975年の引退後、エミさんはジュリーこと沢田研二さんと結婚、その後離婚され、残念ながら2012年にお亡くなりになりました。
そのあとは少し時間が空きますが、1973年デビューの「キャンディーズ」。こちらも渡辺プロの所属でドリフターズの「8時だよ全員集合!」にも出演し人気になりました。ランちゃん、スーちゃん、ミキちゃんの3人で、それぞれに熱狂的なファンがいて「オレはミキ派」「オレはラン派」とファン同士で応援合戦をしていたのが今も懐かしいですね。残念ながらスーちゃんは鬼籍に入られてしまいましたが、ランちゃんは女優となり水谷豊夫人でもあります。ミキちゃんも期間限定ではありましたがソロデビューしました。「普通の女の子に戻りたい」の名言を吐いた後楽園球場での引退公演。結局引退したいといっていたのにそのあとも芸能活動していましたけどね。
そして時代は1976年デビューの「ピンク・レディー」へと続きます。「ピンク・レディー」が今までのアイドルグループと違ったのは子どもたちにまで人気を誇ったということです。子どもたちが読む学年誌にまでその振り付けが載りました。一方若者たちにも人気は広がっていました。洋楽に混ざり六本木や新宿のディスコでは「ピンク・レディー」の曲が流れそれにあわせてみんなが踊るということが夜な夜な行われていました。社会現象と言ってもいい人気でした。
そして1980年代に入るとフジテレビの番組から生まれた「おニャン子クラブ」や「オールナイターズ」などの活躍がありました。
1990年代の「SPEED」を経て2000年代に入り「モーニング娘。」へと進むのです。
さて「AKB」に続くアイドルグループは生まれるのでしょうか。「ももいろクローバーZ」はますますの快進撃となるのでしょうか。そして今一番の注目株は「SPEED」を生み出したライジングプロダクションが肝いりで売り出す「原宿駅前パーティーズ」だとバアバは思っているのですが。あらあら、「E-girls」を忘れちゃいけなかったですね。たくさんの人気グループが出てくることで音楽業界が活性化することがバアバにとっては一番の願いです。

                                     2016年2月初旬


「五番街」のホームページをお借りしての第3回目です。
2015年の紅白歌合戦の大トリは松田聖子さん。曲目は「赤いスイトピー」と昨年リリースした新曲「永遠のもっと果てまで / 惑星になりたい」ではありませんでした。また出演した方がたも「おふくろさん」「津軽海峡・冬景色」「笑って許して」「心のこり」などかつてのヒット曲を歌う方も多かったです。バアバとしてはちょっと寂しいですね。音楽はたえず進化していくものです。その時代の潮流を感じ、それを音で表現していくことができないと業界全体が衰退していきます。
2016年に入り、この先、音楽業界はどんな変革をみるのでしょうか。衰退のグラフを描くことだけは避けたい。そのためには音楽を愛する皆様のお力添えをお願いしたいと年頭にあたりお願い申し上げる次第です。
80年も生きているといくつかの音楽業界変革のときを経験しています。
バアバにとって、音楽業界が変わってきていると感じた最初は1978年のことです。この年6月25日にビクター音楽産業(現・JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)からデビューした「サザンオールスターズ」が変革そのものでした。桑田佳祐のしゃがれたボーカルと歌詞の区切りがよくわからない、というか何を言っているのかわからない、メロディーラインが先行するという、今までの歌謡曲とは全く違った音楽でした。そう思ったのはバアバだけではなかったようで、その年の夏に人気歌謡番組「夜のヒットスタジオ」にサザンが出演するのですが、そのときには、当時には珍しく日本人歌手だというのに「歌詞テロップ」が出るという異例の措置が取られたほどでした。
しかし、この音楽性が若者に共感を呼んだのでしょうか、じわじわと人気は高まっていきます。1979年3月に発売された3rdシングル「いとしのエリー」はロングセラーヒットとなり、いまなお歌い継がれています。桑田と原坊の結婚、30周年を迎えてのバンド活動の無期限停止、そして再会といつも話題を提供し続けるサザン。昨年3月には約10年ぶりとなるアルバム「葡萄」を発売しました。この「葡萄」はオリコン首位を達成し、なんと1980年代、1990年代、2000年代、2010年代の4つの世代においての首位達成となる快挙となりました。それは、サザンが一発屋ではなく、独自の音楽性を持ち、時代を見据え、自分のスタイル固持している証だと思います。
今、人気のAKB48やEXILEも歌プラスダンスという新ジャンルを確立し、それを更に発展させ音楽業界の変革をリードした人たちと呼ばれるに値するグループに育ってくれることを祈ってやみません。そうした流れができていくことが業界全体の発展に繋がることだからです。
音楽は決してなくなりません。そしてもちろん、五番街もなくなりません。
2016年も応援をよろしくお願いいたします。

                                     2016年1月初旬


こんにちは。
「五番街」のホームページをお借りしての第2回目です。
12月に入りますと音楽業界は急にあわただしくなっていきます。
「日本レコード大賞」の発表、そして「紅白歌合戦」と、今ではそれほどの注目を集めてないようですが、以前は2つも非常に注目されている催しでした。
「日本レコード大賞」は1959年から始まったのですが、外国のグラミー賞を模して企画されたものだといわれます。栄えある第1回の大賞受賞曲は水原弘さんの「黒い花びら」でした。高度成長の波に乗り、音楽に対する興味とともに「日本レコード大賞」への興味はますますエキサイトしていきます。各レコード会社やプロダクションがレコード大賞を目標にこの時期に強い新曲を発表していったのもこの時代のことです。
かつて「日本レコード大賞」のオンエアで一番の視聴率を上げたのが1977年、なんと50.6%という数字でした。大賞受賞曲は沢田研二さんの「勝手にしやがれ」でした。ジュリーのセクシーな歌声と流し目に魅了された女性たちがたくさんいました。
当時は12月31日の19時からの20時50分までの生中継。会場は日比谷の帝国劇場でした。その「レコード大賞」のエンディングに登場した歌手たちが、10分後の21時に渋谷のNHKホールの「紅白歌合戦」のオープニングに登場するという綱渡りの移動も大きな注目を集めていました。たぶん、POLICEもクルマのスピードには目をつぶってくださっていたのではと思われますね。今は「レコード大賞」が12月30日に変更になったためにそんなドキドキもなくなりました。
今までに対象を4度受賞したアーティストは「EXILE」ただ1組。いかにEXILE時代が長く続いているかがわかりますね。そして昨年は「三代目 J Soul Brothers」とEXILEファミリーのパワーはいやはやすばらしいの一言です。
昔は、年が明け、五番街がオープンすると、お客様が「レコード大賞受賞曲」を買いに店においでいただき大繁盛でした。あるいは最優秀新人賞を受賞したアイドルの曲を買いにお年玉を握り締め来てくださったちびっこたちも大勢いました。年々昔に比べての大賑わいは少なくなりましたが、お正月ならではの華やかな雰囲気は楽しいものです。
今はインターネットを使ってのダウンロードという方法もあるようですが、レコードやCDは音を楽しむだけのものではありません。ジャケットや中に入っているブックレット、そして初回にだけしかつかない特典など、形として残るものを集め大切に保存することも楽しみの一つです。それは自分が生きてきた時代を物語ってくれる宝物になるはずです。「あの時、こんな思いでこの1枚のCDを買ったんだ」その思い出こそが財産なのだとバアバは思っています。今からでも遅くはありません、思い出つくりのためにも大切なCDを1枚づつあなたの宝箱にいれていきませんか?
バアバの宝箱にはレコードやCDがしっかり詰まってますよ。
では、皆様、良いお年をおむかえくださいませ。

                                     2015年12月初旬


こんにちは。
「五番街」のホームページをお借りして徒然なるままに「音楽」のお話を発信して参りますので、よろしくご愛読くださいませ。
啓バアバは今年83歳、昭和・平成と生きてきました。悲しい戦争も体験しています。
だからこうして何の不安もなく「音楽」を楽しめる時代をありがたく感じています。
今日は「五番街」誕生のお話をしましょうか。
皆様にご愛顧いただいている「五番街」は昭和39年8月に東京の板橋にオープンいたしました。ちょうどそのときは、10月10日から始まる「東京オリンピック」に街中が沸いているところでございました。
先代の社長は日本大学在学中から音楽、芝居、落語、漫才などに造詣が深く、漫才の構成台本を執筆するような人でした。高度成長の日本において一生懸命仕事をする人に、仕事ばかりでなく心のの楽しみを見つけて欲しいという思いからレコード店を開店しようと思ったと聞いています。当時には珍しく、オープンに際して、人気歌手を呼んで店頭で歌を歌わせ、サイン会をするという画期的な催しをしたことでもレコード業界に新風を送りました。何百人もの人が店の前に集まり、クルマが通れずおまわりさんがすっ飛んできたというのも今では楽しい思い出です。
当時は今の芸能人の方とは違い、スターと言われる方は遠い存在だっただけに、身近でその方がたを見られたことは、お客様にとってはとてもうれしいことだったのではと思います。
さて、当時はどんな人がいらして、どんな曲がヒットしていたのでしょうか?
そう、元祖御三家、橋幸夫さん、舟木一夫さん、西郷輝彦さんが人気を集めていた時代でした。皆様、今も歌だけでなく芝居の分野でもご活躍されています。そしてバアバが一番びっくりしたのが都はるみさんの「アンコ椿は恋の花」でした。「アンコーっ」とうなるようなこぶし回しには度肝をぬかれました。最近のステージでは、そこまでうならないようですが・・・。
ぜひ当時のうなりがお聞きになりたい方は「MEG CD」(http://www.meg-cd.jp/)の「都はるみ 歌手生活10周年記念リサイタル実況録音」をご購入いただき、お楽しみいただければと思います。
「歌は世につれ」と申しますが、いつの世も「音楽」は時代とともに生きています。
それでは、お時間もよろしいようで。次回もお楽しみに。

                                     2015年11月初旬

 



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